音の力で リスタート Let's go, Japanライブ

12時~22時まで、東北関東大震災チャリティーライブ"Let's go, Japan"が
Ustreamでオンエアされた。

http://www.ustream.tv/channel/asobi-cast

演奏なさったアーティストの皆さんは、鑑さんや織田哲郎さんはじめ、13組。
個人的に初めてお名前を知ったアーティストの方々も......。


カメラを固定して無音にしている状態で、リハーサル風景もそのまま流される。

リハの様子を閲覧できるのも、Ustreamのオモシロイところ。
......なんだか、盗み見している気分になる。

今回は録音スタジオからの生演奏なので、とにかく音の響きが素晴らしかった。
心地よい音が、部屋いっぱいに広がっていく。深呼吸したくなる。
部屋に射し込んでくる光までもが、なんだかとても温かく感じられる。


3/6のThe Live Bang!! in和歌山以来の、生ライブである。

この2週間、音を楽しむ気持ちになれなかった。
音を楽しむ余裕も、まったくなかった。

「生の音に飢えている」ことに、改めて気付いてしまった。


栗コーダーカルテット
リコーダー、ピアニカ、ウクレレ、サックス、パーカッションなどで軽快な演奏。
リコーダーの音色が特徴的で、お昼のひととき、軽やかなサウンドでリフレッシュできた。


澤田かおりさん
聖母のような雰囲気を感じる歌声とルックスの女性である。豊かで深い声に、癒された。
このUST、被災地の皆さんにも届いていますように......。皆さんが癒されますように......。
『over the rainbow』。あ、涙が......。


APOGEE 永野亮さん
深~く響く美しい声。
アコースティックギターと永野さんの声で、しっとりと空間を包み込んでいく。
話し声は意外にも低く、歌う声とのギャップにも驚いてしまう。
『???What is the Life???』。永野さんの想い、被災地の皆さんにつながったことと思う。


中島信也さん&栗コーダーカルテットのゲリラコラボレーション
澤田さん、永野さんと、しっとりと癒し系の曲が続いた後、雰囲気がらりと変化。
CMディレクター中島信也さん、喋りが、と~っても面白い♪ ルックスも、と~っても個性的♪
クルクルっと大きく動く目をされ、コワモテのお顔とは正反対の、ソフトな関西弁。

「いっぱいいっぱい」と仰りつつ、目をキラキラさせて楽しそうに歌ってくださった。
すごく貴重な演奏、ありがとうございました。


バランサ
サンバのリズムが心地よい。
そういえば、こういうリズミカルな音楽を聴くのも、あの日以来。

バランサの曲は、歌詞そのものが応援歌になっている。
『空を青く染めよう』の「力をくれる、雨上がりの空に」、
『笑って歌うんだ』の「悲しいから、寂しいから歌うんだ」......。元気をいただいた。


『笑って歌うんだ』を聴いていたら、急に思い出してしまった。

「幸せだから、笑うんではないのです。幸せになるために、笑うんです」

その言葉をツイッターでつぶやいていたら、
Ustのスクリーンに、いきなり鑑さんがご登場!

わお!わお!! いえぇい!
鑑さんのLIVE USTスタート! お待ちしていました! 
正座します!

急に登場なさったものだから、こちらは心の準備ができていない^^;
心臓がばくばく、ばくばく、ばくばく。......あうあう。

鑑さんのお姿を拝見するのは、和歌山以来である。
お変わりないようで、お元気そうで、なんだかすごくホッとする......。


次は鑑さんの演奏!と正座し直したところで、急遽、順番が変更(^^;
先に、Eric Zayさんの演奏に......。(あらら)

しかし、心臓がばくばくでテンションが異常だったから、これで少し冷静になれる。
かえってありがたい。

Eric Zayさんのリハが始まった。
だが、ピアノには、鑑さんが座っていらっしゃる!

画面にぼかしをかけてうっすらと白くして、ハッキリ見えないよう施されていても、
ファンは、こういうところに素早く気付く。絶対に間違えない(笑

ということは、ということは......!


Eric Zayさん
きれいなハーモニー。おもわず笑顔になる。
(でも、次が気になって、曲に集中できない......ごめんなさい)

そして、最後の曲で、鑑さんをコール。
鑑さんがピアノに腰をおろし......!


・Eric Zayさん+井上鑑氏ピアノによるコラボ
正座して、襟を正して聴いてしまった。
なんと贅沢な・・・・。美しい・・・・・。
ため息・・・・・。ありがとう・・・・・。


井上鑑氏 ピアノソロ    
また再び、心臓がバクバク言い出した^^;    
こういうとき、ファンは勝手にミラーリングしてしまうのかもしれない。

1曲目『Absolute』。    
鑑さんのライブにて、何度も何度も聴かせていただいているはずなのに、    
今日はさらに鑑さんの想いが伝わってきて、なんだか泣きそうになった。   

エンディング、最後の1音、音が完全に消える瞬間まで大切に大切にフェードアウト。
消える瞬間まで、音が、命が、つながっている。涙がこぼれた。

2曲目『最愛』。
まさか、この曲を選ばれるとは......! (Mさんもご覧になっているだろうなあ)
この曲を選ばれたことにも、鑑さんの想いが伝わってくる。

「あなたに、ただ逢いたくて」、歌詞が頭の中でぐるぐる回り始める。
今、同じ想いをしている方々が、日本中に何万人もいることだろう。

3曲目の演奏に入る前に、鑑さんのMC。
MCを聴こうとした人が多かったのか、Ustreamのトラフィックが重くなり、
最も要の部分が張り付いて聞こえなかったことが悔やまれる。残念無念。

3曲目は『鳥の歌』。
『鳥の歌』は、鑑さんの大切な大切な1曲である。

先日の~野の夢~ライブではタルバガンとの演奏だったが、今日は鑑さんのソロピアノ。
思わず深呼吸。全神経を集中し、深く聴き入る。キラキラ輝く不死鳥の姿が見えてくる。

じつに美しい演奏だった。
身体が震えた。

放心状態・・・・・・・・・・。

それは、マシンのほうも同様だった。
動作が重くなったなと思ったら、そのまま張り付き、クラッシュ・・・・・!

このマシンはどうやら、持ち主の心をそのまま受け継いでいるらしい。


鑑さん。
鑑さんの想いを、深く感じる演奏でした。

何もなければ広島ライブ、埼玉ライブと、鑑さんの演奏を聴けるはずでした。
無理やり封印した心が、今、解き放たれた感じがします。

日本赤十字にはすでに送りましたが、
この3曲を聴かせていただいたお礼に、もう一度送ります。m(_ _)m

鑑さん、ありがとうございました。大感謝。


パソコンをリスタートして、気分もリフレッシュして、次のセッションへ。

・中島信也さん&中島唄太さんのデュエット
CMディレクター中島信也さんと、息子さんの唄太さんのデュエット。
中島さん、「......あの後では、とてもやりにくい」と仰りつつ、楽しいトークを炸裂。

関西弁で「おにぎり」と言われて、なんだかお腹が空いてくる。
関西弁の抑揚は、食欲を増す響きなのかもしれない。

演奏もとても楽しかった♪
同性で、しかもある程度齢を重ねた親子が仲良く共演する姿はとても微笑ましい。

それに、中島さん親子は、ある一部を除けば、本当によく似ていらっしゃる。^^;
ほこほこ&ほくほくと、温まらせていただきました♪


Donna Burkeさん
お昼12時からスタートした番組も、夕方を通り越し、時すでに19時間近。

この時間帯にフィットしたDonna Burkeさんの『Over the Rainbow』。
しっとりと聴かせてくださり、ますます夜の雰囲気が満ちてきた。


・Donna BurkeさんとMr.Musicのユニット
Donna Burkeさんの歌、中川俊郎さんはじめMr.Musicのダンディな皆さまによる演奏で、
『Cocoloni Utao:心に歌を』。「願わくば、心に歌を♪」

素敵なフレーズで覚えやすいので、一緒に口ずさんでしまった。ルン。
こっころに、うったを~♪


福原徹さん中川俊郎さん
邦楽囃子笛方 福原徹さんの笛と、ピアノ奏者/作曲家 中川俊郎さんのピアノ演奏。
演奏された曲は、なんと、バッハの『ゴルトベルク』。
「原曲はチェンバロで「ねむり」をテーマにした曲」とのこと。

深い深い笛の音色が、じんわりと空間を満たしていく。澄んだクリアな音色。
篠笛という楽器の奥深さ、美しさ。ため息が出る。心が癒される。
篠笛とは、かくも奥深い音色なのだと改めて。
そこに中川さんのピアノが組み合わさると、色鮮やかになる。

『おぼろ月夜』の演奏。
吉田兄弟の津軽三味線による『おぼろ月夜』ともまた異なる風情で、
秋から冬の、寒くて冷たい深い山の中で見る月。そんなイメージが脳内に見えてくる。
......それは、もろに東北地方の情景だな。


木村弓さん
木村弓さんの生歌。『いつも何度でも』。美しい歌声。

......と、ここでパソコンの右下にいきなり、警告ダイアログが表示された。
「ソフトのアップデートが終わりました。再起動しますか?」

[後で再起動]ボタンを押すはずが、
ついふら~と、[すぐに再起動]ボタンを押してしまった!!!!

セカンドマシンが起動する間、メインマシンで閲覧していたのだが、
残念なことにメインマシンは音声が出ないのだ(涙)。

中川さんのピアノを弾かれるお姿は、実直という感じがする。
鑑さんの弾かれるときの様子とも異なっていて、なかなか楽しかった。


・織田哲郎さん
そして、いよいよ本日のファイナル・ライブが始まる。
トリは、織田哲郎さん。閲覧数は700人を突破している!

ツイッターの書き込みもどんどん増えている。
「ドキドキしてきた」「わくわく」
「なんか、緊張してきたぁ」「心臓バクバク」 etc。

そのお気持ち、すごくよくわかります。
鑑さんがご登場なさるとき、自分も同じ気持ちだったから。

ファンはやはり、お目当てのアーティストとミラーリングするのね(^^)
織田さんのご登場を待つ織田さんファンのつぶやきが、とっても微笑ましかった。

1曲目『明日へ』
「もっと遠くへもっと遠くへ」、歌詞がずきずきっと胸に沁みる。

2曲目『負けないで』
Zardが歌う『負けないで』よりもパンチがあって、それでいて軽やかで、素敵。
織田さん、すごく良い声をなさっていらっしゃる。笑顔も愛らしくていいなあ。わお♪

3曲目『愛のために』
上戸彩さんが歌う『愛のために』よりも、爽快感があって心地よい。
「愛のために歩いてゆこう」、ホント、今、愛のために歩きたい気分。

4曲目『あなたのうた』
アリナミンのCMでおなじみの楽曲。この曲はリズムに乗れる♪ 元気が出てくる♪
織田さんファンの皆さんも、全身で音楽を楽しんで歌っているだろうなあ。
ツイッターのつぶやきを通して、皆さんの笑顔が見えてくる♪

5曲目『いつまでも変わらぬ愛を』
歌詞にも、織田さんの歌声にも、癒される。すごくいいなあ。
「どんなに季節が過ぎても終わらない」、織田さんの心が伝わってくる。
織田さんのなんともいえない笑顔も、癒される。気持ちがほぐれていく。

アンコールは『青空』
本当に、いつかまた、東北地方に爽快な青空と笑顔が広がりますように......。
そういう日が来ることを祈りながら、「二人歩いてゆこう青空の下で」。

エンディングにふさわしい、とても素敵な曲だった。
たっぷりと元気をいただいた。


すべての演奏が終わったのは、22時30分を回っていた。

じつに充実した半日になった。
ライブを観に行ったとき同様の充実を感じる。

Ustreamライブは、今までも数多観ていたが、
ここまで間近に感じられたのは今回が初めての経験だった。

豊かな美しい音のもとであれば、
Ustreamを通じて、互いに空間を共有できるということを、
この"Let's go, Japan"ライブで初めて気付いた。


自分の周囲は地震の被害は、ほとんどなかった。

物資がない、節電が不便という以外は、ほぼ普通の生活をしている。

しかし、テレビから映し出される映像を見るたびに、新聞を読むたびに
いつの間にか疑似体験させられて、心理的に被災していたのだと思う。

あんなに大好きな音楽のことを、なにも考えられなくなっていた。
心が乾ききっていることを、改めて気付かされた。

今日の"Let's go,Japan"ライブのおかげで、

音楽の素晴らしさと音楽のパワーを、改めて感じることができた。

乾ききっていた心が、今、良質の水で満たされていく・・・・・・・・。


音の力は、人の心を解きほぐす。

音の力は、動き出す勇気を与えてくれる。

音の力は、リスタートのスイッチを押させてくれる。


元気と勇気をいただきました。

今日を境に、自分にできることを淡々と粛々と、
自分にできる応援を、どんどん拡げていきます。

[笑顔]と[歌心]を忘れずに。:-)


演奏なさったアーティストの皆さま、
asobi_castの皆さま、関係者の皆さま、
そして、師匠 井上鑑さま、

心から、ありがとうございました(^^)


負けるもんか、立ちあがれ!