さらに進化 佐野元春スポークンワーズLIVE

 スポークンワーズLIVEは、歌うのではなく、詞を読むライブです。歌とはまた違う味わいがあります。
 前回のポエトリー・リーディング(2010年6月8日)からさらに進化していて、今回は背後のスクリーンも効果的に使ったスポークンワーズでした。

佐野元春&井上鑑ファウンデーションズ
佐野元春(スポークンワーズ、ギター& more)
 井上鑑(キーボード)
 高水健司(ベース、ウッドベース)
 山木秀夫(ドラム)
 金子飛鳥(バイオリン)  [敬称略]

佐野元春&井上鑑ファウンデーションズ

 佐野さんの詞はなかなか難解で、一度聴いただけでは意味を受け取れないこともあります。
 「事前に勉強してからライブに来なさいよ」と言われそうな感じですが、偶然ライブを見つけて参加したお客さんにもすぐに伝わると嬉しいなあ、と、前回のライブで思ったのでした。

 今回、その部分が見事に解決されていました。重要なキーワードやフレーズがスクリーンに映し出されます。投影の仕方も工夫が凝らされていて素晴らしかった。

 佐野さんが日本語で朗読すると、スクリーンには英語で表示されます。この手法、面白い。ひじょうに効果的な使い方で「ほぉ」と思いながら味わいました。

 映像の見せ方も曲によって変えてあって、聴覚情報と視覚情報が相まって、佐野さんの想いがすごく伝わってきました。


 さらに。
 土台の演奏を担当する皆さまたち(井上鑑ファウンデーションズ)、豪華でした。さすがです。

 「井山大今」-「今」+「金」というか、「RHM」+「大」というか。(笑)
 「ここは井山大今のアレンジを彷彿とさせる、ここはRHMを彷彿とさせる」などなど、井上鑑氏のファンだからこそのお楽しみもあちこちあって、ひじょうに面白かったです!

 多彩な表現力の金子飛鳥さんのバイオリン、
 正確無比なリズムを刻む山木秀夫さんのドラム、
 底の音を確実に支える高水健司さんのベース&ウッドベース
 そして、この皆さんの音色を的確に采配なさる井上鑑さんのキー。むふ。


『植民地の夜は更けて』
太鼓のようなドラム音色が印象的でした。インディアンの太鼓のような......。

脳内には、広大な赤い大地が見えてきました。


『ベルネーズソース』
「公明正大」のところ、詞とドラムが同じリズムなんですね。面白かったです。


『何もするな』
水の流れを感じました。水の上に手を広げて寝そべり、流れに身を任せながら漂っているような......。委ねながらも守られているような感じがして、すごく美しかったです。
この曲が一番お氣に入りでした。


『ハッピーエンド』
この曲は、詞の朗読よりも歌で聴くほうが素敵。やっぱり佐野さんも歌いたくなっちゃったんですよね♪


短時間でしたけれど、中身の詰まったライブでした。

佐野さん、
鑑さんをはじめファウンデーションズの皆さま、
ありがとうございました☆


▼2010年8月6日@名古屋 ポエトリー・リーディングライブ

佐野元春&井上鑑ファウンデーションズ

▼2010年8月14日@東京 ポエトリー・リーディングライブ
佐野元春&井上鑑ファウンデーションズ

......今回は、ちょいと仕事が大暴走中で、描く時間が取れないかも(涙)
なにせ、2013年あたりからミニマインドマップのまま大量に溜まっているし(号泣)
でも、今回のセントラルイメージは、すごく美しい風景画になりそうです。描きたいなあ。