井上鑑氏 3dayライブ、想いの強さ

9/9~9/11、BAJにて井上鑑氏ライブ。
日々変化しつつ熟成されていく音に、興味津々&ワクワクしながら過ごす3日間でした。

井上鑑(Pf/Key/Vol)
 David Rhodes(G)
 John Giblin(B)
 山木秀夫(Ds)
 今剛(G)
 金子飛鳥(Vl)   [敬称略]

井上鑑氏3daysライブ


この最高級の演奏メンバーですから......。

それぞれ個別に演奏しても凄いメンバーなのに、グループで奏でる音色はさらに増幅され、それぞれの個性がフルに活かされていて素晴らしかったです。

こういう采配は、さすが、編曲者・井上鑑氏です。

井上鑑氏3daysライブ


井上鑑氏3daysライブ


ライブは、10/25発売の『OSTINATE』の楽曲を中心に演奏されました。

11年前のアルバム『CRITERIA』は、マニアックな楽曲が多くて、覚えるまで少し時間が必要でした。
今回のアルバム『OSTINATE』は、耳に心地よい音が多いので、いつの間にか覚えてしまいます。

翌日になってからも、印象的なフレーズが次々よみがえってきました。

初日は『Distant Guns Of August』。
2日目は『Cellist』。
3日目は『Still -プロメテウス-』。


『Cellist』は、授業中、生徒さん達が課題に取り組んでいるときに、いきなりサビのフレーズが脳内で鳴り出して、「高く 低く 強く 弱く......」、口ずさみそうになりました。


『Distant Guns Of August』は、広島の風景が見えてくる曲です。

広島の方々は穏やかで優しくて、街は美しく整っていて、原爆の被害にあったとはおよそ思えない。
でも、直接お話すると、強い想いが溢れてきて......。

『Distant Guns Of August』も、同じ雰囲氣を感じています。
穏やかなフレーズ。その中に秘められた強い信念。

太田川の川べりを歩いたときの、キラキラした水面もよみがえってきました。

この曲は、一緒に歌いたくなります。
2018年8月、広島にて開催される集いで、全国から集まった皆さんとともに一緒に歌えることを楽しみにしています。


火曜日には、『Still -プロメテウス-』のフレーズがよみがえってきました。

シンセサイザー、エレクトリックバイオリン、ギターが同じフレーズを弾く箇所、特に惹きつけられ......。
結果、火曜日はこのフレーズが脳内で鳴り響いていました。

プロメテウスは、人類が幸せになると信じて火を与えたけれど、はたしてどうだったのかなあ?


鑑さんの書かれる詞は、つねに示唆に富んでいます。

戦争、核兵器、原発、etc......。
「反対!反対!反対!」と声高に叫びつつ行動することも一つの方法でしょう。

しかし、鑑さんのような表現方法で伝えるほうが、深く強く伝わると私は感じています。

井上鑑氏3daysライブ


今回のライブでは、詞のすべてを把握することは叶いませんでした。

10月25日発売のアルバムを入手したら、じっくりと読んで聴き込みたいです。
その日を楽しみにしつつ......。

鑑さん、演奏メンバーの皆様、
最高級の演奏を、ありがとうございました!

3日間5公演、おつかれさまでした☆